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東北大震災復興支援に参加する学生 [日記]



今回参加した東北大震災復興支援ボランティアに10代や20代前半の学生たちが数人いました。
彼らもはじめてのボランティアで参加し、多くは男子で、社会人の女性で義援金程度のことしか
今まではできなかったと今回参加した方もいました。

私の世代での新規参加は私一人でした。

夏休みということもあって、学生の参加があったということもあるでしょうが、ここにきてこの世代の
人が参加するというのは珍しくなっているということでした。


彼らは人の命を救う職業である消防士になることを目指して専門学校に通う学生であるらしく
そういう意味では志が高くて当然かもしれませんが、
ツアー主催者の、日本もまだまだ捨てたものではないと感じたという言葉が印象的でした。


彼らは、今の若い世代には珍しく、よく気が回り、やさしい心根を持っていることがよく伝わってくる
ほんとうにいい子ばかりでした。

私には子供がいませんが、もし彼らのような息子を持っていたなら、きっと誇りに思ったことでしょう。


せっかくの夏休みのとっかかりを決して安くはないツアー料金を払ってボランティアに捧げる
ということだけで私は尊いと思います。


高齢者が多い仮設住宅の人にとって、彼らとの雑談はほんとうに楽しそうでした。
彼らにこのブログが読まれることはないでしょうが、彼らに世代を超えて敬意を表しておきます。


テレビなどの報道では東北の復興の現状を伝えるニュースや特集もほとんど少なくなりました。
復興がまだ進んでいないという情報があっても、あらためてボランティアに参加するというのは
なかなか勇気もいりますし、その動機は平和な日常の中に埋もれてしまうものであります。

地元の人たちの中にさえ、難を逃れた人、手早く日常を取り戻せた人たちとの意識のギャップが
大きくなっていると今回の参加でそのことを知りました。



所詮は他人事です。

災害ではなくても、日常の中にあたりまえに不幸は転がっています。


私とて、ややもすればいまだに行動できていなかったかもしれないですし、今更きれいごとを
書き並べるつもりもありません。


でも、彼らは今回の活動の中で、存在自体が「天使」そのものだったと私は思います。
仮設住宅の高齢の被災者の当日の楽しそうな笑顔や笑い声こそがその証拠でもありました。


また、彼らは気遣いの心配りもよくできる人たちで、安心して見守れる立ち回りが
とても素晴らしく関心もしました。



彼らのような美しい心をもった若い人たちにこそ、よい人生があることを私は願っています。










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