シンクロシニティー [日記]
－ シンクロシニティー（意味のある偶然の一致） －
シンクロシニティーという概念を提唱したのもユングであることは
すでにご存じの方も多いでしょうし、
シンクロシニティーについて私が詳しく解説することも適切とは思いませんので
そちらは他にお任せすることにします。
シンクロシニティーは時に「虫の知らせ」としても機能します。
自身に霊能があると思ったこともない私ですが、
自宅をはなれ単身赴任していた頃のある朝、いつになく目覚めてすぐに
家内のイメージが意識をよぎりました。
前夜遅くまで起きていたこともあって出勤のための支度を急ぎながら
いったんは会社に出たのですが、
何も悲しむような出来事は私の身の回りで起こっていないのに
車のラジオから流れてくる音楽を聴いているだけで
どうしようもなく悲しい気持ちになって理由もなくホロホロと私の目から
涙が零れ落ちてくる。
もしかしてと、さすがに気になって妻の携帯に電話すると、
たいへんお世話になった家内の友人のお父様が急死したとの知らせを
たった今受け、崩れ落ちるように号泣していた最中でした。
シンクロシニティーは日常の至る所で起こっているようです。
それに気づけるかどうか、気がついたとしてもそのメッセージの意味を
正しく受け取ることができるかがとても重要です。
今の現状からはほとんど実現する可能性がないと思えることでも
その実現を強く信じ、実現したときの自身の喜びや成功のイメージを
具体的に思い描き続ければ、
それだけでシンクロシニティーは頻繁に起こります。
その多くは上記のような虫の知らせみたいなものではなく、
数字が奇妙に一致するとか、偶然ではありえないような物事の一致が
起こることが多いようです。
奇妙な偶然の一致を単なる偶然と思わないで、たどっていくと
思いもよらない出会いや願望の実現につながる大きなきっかけを
得ることが私の過去を見てもめずらしいことではありませんでした。
引き寄せの法則というのは願い事や自身が成功するイメージを強く持ち
そのよい気分を継続させることで、対象のシチュエーションを現実的に
文字通り引き寄せるという方法論です。
一方で、引き寄せの法則にしても、シンクロシニティーにしても
本人がそのことを知っていようが知っていまいが、すでにそのことは
誰の身にも起こっていることでもあります。
引き寄せの法則はよいことも引き寄せれば、悪いことも引き寄せます。
また、不自然な形で引き寄せた物事は相応な形でバランスが整うという
事実も私は体験しました。
内なるインスピレーションに従って、「今」を生きること。
これができれば日常は不思議なシンクロシニティーにあふれてきます。
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