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無意識とフロイト [日記]


ジークムント・フロイトは後世の精神分析、臨床心理学に大きな影響を及ぼし
はじめて「無意識」を扱った心理学者(精神分析医)であります。

1880年代に活躍し、彼の研究に関しては批判も多かったらしいですが、
いずれにしても「無意識」を精神分析にはじめて扱い、その存在を広く
知らしめた学者です。

脳と心の働きを科学的に解き明かすことを人生の目標とした科学者とされています。

代表的な著作には「精神分析入門」「夢分析」などが有名ですね。


私にとってフロイトは自身の無意識と関わる最初のきっかけになった人でした。
20代前半の頃の私にとってはとても難解でしたが
「精神分析入門」
「夢分析」
は当時の私の関心と知的好奇心をじゅうぶんに満たすものでした。


実は私の父は総合失調症でした。

私は強制措置入院でいわゆる精神病院に入院している父ちゃんを持つ
子供だったわけで、想像にたがわず、強烈ないじめを受けましたし、
精神病が遺伝するかどうかという物事も
私にとってはたいへん深刻な関心時でしたね。

それに加えて、当時の私は女性の販売員を多く管理する営業マネジャーでしたので
女性心理の理解は別の必要として大きなものだったわけです。


なぜ今回フロイトの話なのかというと、私にとっての成功の法則や願望実現、そして
無意識の活用に大きく関わった「ユング」の著作につながるきっかけになったのが
フロイトだったからなのですが、ユングの話については次の機会にさせていただき
今回はフロイトについて少し書かせていただいたということなのです。


精神の異常とは脳で起こるのか、精神つまり心がおかしくなって起こるものなのか
当時私が大きな疑問をもった物事でした。

現在でも、その線引き、治療法には大きな矛盾があるとは思いますが、
思考と意識の違い、心は体のどの位置にあるのか、
心と魂の違いとは何か、思い返せば知れば知るほど疑問が増えるといった思いに
悩まされた記憶があります。


何はともあれ、フロイトが扱った患者のほとんどは1880年代のフランスの
貴族階級の人だったという背景もあって、フロイトの研究はその時代の文化背景に
大きく影響されて、結果的に分析結果は多く性的な物事に偏ってしまっている
という批判もあります。


当時の私の実生活での大きな収穫としては、
女性が無意識の領域に抑圧している無自覚の欲求や願望を読み取ったり
よく見る夢を話題にして同様に女性である部下たちの心理理解に
大きく役立ったことなどでしょうか。

顕在意識、無意識、夢が持つ役割や夢の検閲といった知識、そしてやがて
知ることになるユングが提唱した「集合的無意識」の存在説など、
引き寄せの法則の実践につながる私にとっての基礎的な知識を得るための
きっかけになった著作はやはりフロイトのものであったことも事実なのです。






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